展覧会『Swiss Design / Made in Japan』

Local news, 22.10.2019

東京2020の会期中に「スイス・ハウス」が設置されるB-SIDE(神宮前)で開催された本展覧会。約2,500名の来場者を魅了しました。

展覧会
『Swiss Design / Made in Japan』 © 長谷川 健太

スイスデザインのイノベーションが日本の職人技の卓越性と伝統と出会ったなら?在日スイス大使館の主導により開催された展覧会『Swiss Design / Made in Japan』は、両文化の双方向の協働という新しい視点をスイスデザインにもたらしました。本展覧会は、スイスのデザイナーやアートディレクターが、日本の製造業者や職人との協働で誕生させたアイテムを中心に、日本でデザインされスイスで製造されたプロダクトも展示。品質・機能性・サスティナビリティ、そして慎み深いという両国の価値を反映するアイテムが紹介されました。

ダヴィッド・グレットリのキュレーションとアートディレクションの下、本展は2019年10月15日から22日まで、神宮前のB-SIDEでDESIGNART(デザイナート)TOKYO 2019の一環として開催されました。セバスティアン・フェアがグラフィックデザインを、熊野 亘がスペースデザインを担当しています。

また本展は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会の期間中にそのとびらを開く「スイス・ハウス in Japan 2020」の開設地で行われました。

Carlo Clopath(カルロ・クロパス)、Max Bill(マックス・ビル)、Fabrice Aeberhard(ファブリス・エベルハード)、Philippe Cuendet(フィリップ・クンデット)、Dimitri Bähler(ディミトリ・ベーラー)、David Glaettli(ダヴィッド・グレットリ)、 Kueng Caputo(クーン・カプート)、atelier oï (アトリエ・オイ)、BIG-GAME(ビッグゲーム)、Colin Schälli(コリン・シェリー)、Moritz Schlatter(モーリッツ・シュラッター)、Loris Gomboso(ロリス・ゴンボソ)、Lucien Gumy(ルシアン・ギュミ)、Lukas Streit (ルーカス・シュトライト)などの作品・アイテムが展示されました。

本展は2,500名の来場者を迎え、メディアの高い注目と好評を受けています。

なお本展は、オン・ジャパン、カリモクニュースタンダード、USMモジュラーファニチャー、ネスプレッソ、リシュモンジャパン、ビクトリノックス各社からの支援、さらにヴィトラ、菅家明彦、トーマスメルロー&パートナー社、スイス連邦外務省 プレゼンス・スイス、サカエ・シュトゥンツィ基金など、多くの方々の協力のもとに実現・開催されました。 

ハンドアウト (PDF, 2 Seiten, 5.1 MB)